夫婦生活が上手くいかずに別居してしまうケースは少なくありません。
別居は言わば離婚へのステップとも言える、何とも中途半端で落ち着かない状況。
しかし、理由があって別居してしまった二人が、何かをきっかけに復縁することはそう珍しくありません。
というわけで、今回はこじれてしまった夫婦仲を修復するための5つの方法をお話ししましょう。
「別居中からでも復縁したい」と考える方の道しるべになれば幸いです。
▼タップですぐに読みたい部分に飛ぶ
別居してから復縁するのは難しい
夫婦が一緒に生活をしていく中で、何かしらの行き違いがあり「別居」という選択肢をとってしまう場合、そこにはそれなりの理由があるものです。
どちらかの浮気や性格の不一致、様々な理由で上手くいかなくなり別居した夫婦が離婚せずに済むことなどあるのでしょうか。
実際、正直に言うと別居から復縁するということは簡単ではありません。
別居する時点でかなり大きな決断をしてしまっているため、「やっぱり仲直り」とスムーズに復縁するわけにもなかなかいきません。
離婚も考えた上で、その前に冷却期間を置く意味で別居して距離をとるという選択をしている夫婦がほとんどですので、その事態は深刻です。ですが、別居してから復縁するのがいくら難しいとはいえ、それを成し遂げて今では円満に暮らしている夫婦もたくさんいます。
今もし、あなたが別居している状況で、旦那である彼と復縁したいと思っているのであれば、あきらめてはいけません。
希望は必ずあります。
別居から復縁するまでの5つのステップ
別居してしまった理由が何であれ、一緒に暮らしていることができなくなったほどにこじれてしまった夫婦関係です。
これを元に戻すためには、きちんと順序良く復縁に向かったステップを経ていかなければなりません。
ここから順序だててお話していく5つのステップには、それぞれに意味があります。
その意味を理解し、確実に彼に復縁を検討してもらえるよう、アプローチしていきましょう。
ここでのステップは、別居中の彼と復縁するための直接的なアプローチというよりも、その土台作りです。
この土台がしっかりできていなければ、別居からの復縁はなかなか難しいため、ここでしっかりと復縁できる状態を取り戻しましょう。
これらのステップが全てクリアできれば、復縁まではそう遠くはありません。
ステップ①:別居直後は彼のことを考えず、新しい生活に順応することを最優先
女性がついやってしまいがちなのが、別居しているのに関わらず彼の元に戻りたい気持ちが止められず、彼のことばかりを考えて泣き暮らしてしまうことです。
こんなことをしても、良いことは何も生まれません。
彼との別居生活が始まってしまったのは事実です。
今の現実を受け入れることなしには、この先のことを考えることもできなくなってしまいます。この先別居状態が解消されて復縁できるにせよ、それはまだ先の話です。
今は一旦、別居生活という新しい生活スタイルを少しでも充実させることを考えましょう。
「ひとりの生活もそれほど悪くはないな」と思えるくらいになるのが理想的です。
ステップ②:自分自身がこれまでできなかったことにチャレンジする
別居しているとなると、これまであなたがやってきたような、「嫁としての務め」を果たさなくても良くなります。
つまり、家事に追われることも減り、自分の時間は確実に増えるということ。
これを寂しいと思うか、逆にチャンスだと思うかは考え方次第です。
復縁できたケースを見てみると、「別居中に自分のやりたいことができて、なんだかすっきりしていろいろ前向きに考えられるようになった」と感じている人が多いものです。
「復縁のことを四六時中考えていたら復縁が叶った」という声はほとんど耳にしません。
この機会に、別居中にしかできない自分の趣味に打ち込んでみてください。
そしてそこに没頭することで、人生は一気にまた輝きだします。
この輝きこそがあなた自身のパワーに繋がっていくのです。
ステップ③:彼と別居してしまった経緯を振り返り、原因を理解する
あなた自身の心が落ち着いてきたら、ここで別居に至った原因としっかり向き合いましょう。
性格の不一致でケンカばかりになり、その延長で別居してしまった場合は「どうすれば彼とうまく夫婦生活を続けることができたのだろうか」と考えるのです。
他の理由で別居に至ってしまった場合も、自分がどう変われば彼との夫婦生活を壊さずにいられたのかをしっかり考えましょう。
ステップ①と②で、まずあなた自身の環境を整え前向きになるためのプロセスを経ている今だからこそ、彼のことも前向きに考えられるようになっているはずです。
このタイミングなら、あなたの思考が暴走し極端な行動をとってしまうようなことも考えにくく、冷静にかつ客観的に現実と向き合えるようになっているでしょう。
ステップ④:彼から連絡がきたら感じよく対応しつつ、短い要件のみで済ませる
別居生活が続いていくと、彼の方から何かしらの用事で連絡がくることもあるでしょう。
そういうときは、まず第一に「感じよく穏やかに対応する」ことを徹底しましょう。
以前は感情的になってケンカばかりしてきたかもしれませんが、今後復縁を目指すのであればそのイメージは払拭しておく必要があります。
そして、彼と連絡を取り合うときには、「元気にしてる?」などの短い会話はもちろんOKですが、下手に長く話そうとせずに用件だけで終わらせるようにするのもコツです。
これによって、彼の方が「もう少し話していたかったな」と感じるようになる可能性は高いです。
逆に毎回長々と話を引き延ばそうとしてしまうと、彼に重いと感じられてしまうことも考えられるため、注意しましょう。
ステップ⑤:彼の様子が落ち着いてきたら、定期的に会う機会を持つ
別居期間が経過していけば、復縁できる気配は全く感じられなかったとしても、二人の間の気まずさやわだかまりは多少薄れてくるはずです。
あなたとしては、将来的には復縁したいと思っているわけですから、ここからは彼と直接会って過ごす時間が定期的にあると嬉しいですよね。
別居して3ヶ月ほどが経てば、彼の方の気持ちも落ち着き、ひとりの時間を持つことでかなり精神状態がリラックスしたものに変わっている頃でしょう。彼と連絡を取ったときの話し方や様子からみて、会えそうだなと思ったら彼と会ってみてください。
もちろんちょっとお茶するだけでも構いません。
彼の方がこれに応じてくれるようなら、彼もきっと復縁について考え始めています。
しかし、ここで焦ってしまってはいけません。
まずは彼と短い時間でも会うことを何度か繰り返し、それを繰り返しながら、彼に「あなたといる時間の心地よさ」を思い出させることがゴールです。
男性は居心地のいい女性の元には必ず戻っていきます。
あなたが彼の安らげる居場所であることを、彼にまた知ってもらえるように行動しましょう。まとめ
男性というのは、基本的に白黒はっきりしている生き物です。
本当にあなたに対して「完全にもう一緒にいられないほど愛情がなくなった」場合は、別居でなく離婚しているはずです。
別居という選択肢を選ぶのは、離婚をするほどの意志がまだ固まってはいないから。これを考えると、あなたがするべきことはただひとつ、あなたの魅力を彼にまた思い出してもらうことです。
別居してからでも復縁する夫婦はいます。
あきらめず前向きに毎日を過ごしましょう。