元彼のことが嫌いになった、冷めた、好きじゃなくなったという理由で別れたのに関わらず、時間が経った今になって元彼を恋しく思うのは一体なぜでしょう。
今回はこんな不思議な気持ちの変化に戸惑う女性の皆さんへ、元彼に対する感情の整理の仕方についてお話します。復縁したいと思う気持ちがどこからくるのか、皆さんも今一度しっかりと見つめ直してみましょう。
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好きじゃなくなったから別れるというのは本来あまりないこと
別れた理由が「好きじゃなくなったから」というケースは、よくありそうで実はあまりないことです。
というのも、恋人同士として付き合っていながら、いきなりその気持ちが冷めてしまい「好きじゃなくなる」という変化を遂げるには相当な理由が必要だからです。
元彼と別れた原因が、あなたが元彼を「好きじゃなくなったから」だったとします。
それは確かにそうなのかもしれませんが、好きじゃなくなったことが原因で別れたと考えるよりも、「なぜ好きじゃなくなったのか」についてもっとよく考えてみることが必要です。
好きな人が彼氏になり、恋人同士として付き合っているうちに、相手のことが好きじゃなくなった原因は一体どこにあったのでしょうか。
多くの場合、明確な原因がそこにあります。
何か理由があり、それにより相手に対する気持ちが冷めてしまったのです。
つまり、「好きじゃなくなったから」別れたのではなく、「〇〇だから」好きじゃなくなったという部分にもっと注目する必要があります。
彼のことが好きじゃなくなった理由別に気持ちが戻る可能性を見てみよう
彼のことを好きじゃなくなった理由は人それぞれだと思います。
ここでは、その理由として挙げられるものを例にとり、それぞれのケースで「そこからまた彼のことを好きになる可能性」がどれくらいあるのかを見ていきます。
もしもあなたが、彼のことを好きじゃなくなったから別れたのに、今何となく復縁を望んでいる自分に戸惑っているのであれば、これらの例を見つつご自身のケースにあてはめてみてくださいね。
ケース①:彼の束縛が激しくてウンザリしてしまった
「付き合っていくうちに、彼の束縛が激しくて窮屈に感じるようになり嫌気がさした」というのはありがちな話です。
最初はそうでもなかったけれど、付き合っていくうちにどんどん彼の束縛が厳しくなり、女友達とも時間が取りにくくなってくるとあなたとしても不満を感じるでしょう。
これが原因で別れてしまった場合、直接の原因は「彼が束縛しすぎて面倒になった。自由になりたかった」というもの。
多くの場合別れてスッキリハッピーな気持ちになりますが、しばらく経ってからまた寂しい気持ちになり、彼を思い出してしまう可能性は低くはありません。一時的にストレスが溜まって別れてしまったけれど、後々考えれば彼が良かったと思うこともあるかもしれませんね。
ケース②:一緒に過ごしていくうちに「なんか違うかも」と思うようになっていった
付き合っていくうちに、「うーん、なんか思っていたような彼ではなかったかも」というところが見えてきて、気持ちが離れていってしまうこともあるでしょう。
このケースは、あまり相手を知らないままに交際を始めたカップルに起こりがちです。好きじゃなくなってしまった原因が、「相手が自分の思うような人ではなかった」ことである場合、気持ちが再燃することは考えにくいです。
ほぼあり得ないと思って良いでしょう。
この場合は早い話が「見込み違い」だったというわけなので、今度はもっと自分に合った彼を見つけられるように次へ進んでいくことが多いです。
ケース③:遠距離になって気持ちが離れてしまった
遠距離になるとどうしても気持ちが離れてしまいがちです。
もちろん遠距離でも上手くやっていけるカップルはたくさんいますが、物理的に会えない分「近くにいる他の人」に意識が向きやすくなってしまうのも確かです。
遠距離になり気持ちが冷めていき、「好きじゃなくなった」場合、それで別れてしまった後に気持ちがまた戻ることはほぼないでしょう。なぜなら彼は遠く離れたところにいるため、彼を思い出すことも必然的に少ないからです。
ケース④:他に気になる男性ができてしまった
好きじゃなくなった理由が、「他の男性が気になり始めた」ことであれば、女性は傾向として一気に彼氏に対する気持ちが冷めていくものです。
どんどん新しい男性が気になりだし、今付き合っている彼氏のことは「好きじゃなくなった」と言える状態になるまでにそれほど時間がかかるわけでもありません。
これが原因で別れてしまった場合は、新しい男性との進展によって全てが変わります。新しい男性と上手くいかない場合、失礼ながらも「やっぱり彼氏と別れなければ良かった・・やり直したい」と思うようになることもあります。
ですが、新しい男性と晴れてお付き合いできることになれば、別れた元彼のことなど気にも留めないでしょう。
ケース⑤:なんとなくマンネリしてしまった
付き合っていると必ずといっていいほど起こりがちなのが「倦怠期」と呼ばれる現象です。
同じ相手と付き合っているのですから、少々マンネリすることがあってもおかしくはありませんし、これで別れてしまうのはナンセンスです。
仮に、このマンネリに耐え切れずに「好きじゃなくなったから」と言って別れてしまった場合は、しばらく時間が経過してからその別れを悔やむこともあるかもしれません。
好きじゃなくなったから別れたのに復縁したくなるのは、そもそも彼に対する気持ちが無くなったわけでもなかったことが理由です。別れるときには先のことまで慎重に考えてから決断しなければならないということですね。
好きじゃなくなったと言って別れたのに復縁なんて言い出せるの?
さて、皆さんが別れた彼に対して復縁したいと思う気持ち、少しはその本心が見えてきたのではないでしょうか。
本当に「やっぱり彼とやり直したい!」と復縁を願うなら、アプローチはどのようにおこなえばいいのでしょうか。
まず、あなたは元彼に対して「好きじゃなくなった」ということを伝えてしまっているケースが多いでしょう。
この時点でどれほど元彼の心を傷つけてしまっているかを理解しなければいけません。
これまで付き合ってきた彼女に突然「好きじゃなくなったから別れよう」と言われた元彼が、あなたの気持ちをまた受け入れてくれるとは限りません。
何よりも大切なのは、あなたが謙虚に彼に謝罪することです。
まずは「自分が間違っていた」「とんでもない間違いを犯してしまった」と自分の非を認めてください。
そして、彼があなたの話を聞く耳を持っていてくれたなら、一度しっかり話ができる状況を作り、真剣に想いを伝えてください。
傷つけた相手の心を取り戻して復縁するのは簡単ではありません。
大切なのはあなたが彼をどれだけ大切に思っているか、あなたにとって彼が必要であることを改めて理解したという点を彼に伝えることです。時間がかかるかもしれませんが、彼があなたに対して未練があるうちであれば希望はあります。
心に訴えましょう。
まとめ
好きじゃなくなったと思って別れたけれど、実際には判断ミスだったというケースも中にはあるものです。
今の自分の気持ちを今一度見つめ直してみましょう。
本当に元彼と復縁したいと思うのであれば、傷つけてしまった彼にもう一度受け止めてもらえるよう、気持ちを伝えるべきですね!そして簡単に別れてしまうことのないように今後は気を付けましょう!