大好きだった彼と別れてしまった後は、寂しさや元カレへの恋しさ、後悔や焦りなどの様々な感情がどんどん募ってくると思います。
その気持ちを元カレに手紙で伝えよう、と考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、別れた元カレに手紙を送る行為は大きなリスクを伴う危険性があります。
なぜ、手紙はリスクがあるのか、そして手紙を書くならどうしたらいいのかをこの記事でご紹介しますので、手紙を書こうと考えている方は参考にしてみてください。▼タップですぐに読みたい部分に飛ぶ
基本的に手紙は逆効果
復縁を望む時、相手に手紙を渡すのは基本的には逆効果です。
なぜ手紙がダメなのかは2つの理由があります。
手紙は一方的である
復縁にとって一番気にしなければならないのは、元カレの気持ちと元カレの反応です。
元カレに合わせてこちらがどんな行動を取るか決めるのが、復縁の掟です。しかし手紙は、一方的なこちら側の気持ちをいくらでも書けてしまうツールですよね。
手紙を読んで相手がどう思ったかも、知ることが難しいです。
「手紙を書けば自分の想いが相手に伝わる」という考えから手紙を書く人が多いと思いますが、それは自分の気持ちを押し付けたい、ということでもあるのです。
重いという印象を与える
現在、コミュニケーションの手段はSNSやメッセージアプリが主流となっていますよね。
そんな中で便箋を用意し、手書きで文字を書き、封筒に入れる、という時間も手間もかかる方法で気持ちを伝えようとする熱量に、正直引いてしまう男性も多いです。
さらに、手書きの文字自体を送られることが稀になった時代ですので、彼女ではなくなった女性からの手紙に対して「怖い」という感情を抱く人も少なくはありません。
何度も手紙を送ったりしては「ストーカー」だと思われかねません。
渡さない手紙を書いてみましょう
手紙を渡された側は嬉しいとは限らない、とご説明しましたが、手紙を書くこと自体は良い面もあります。
もしあなたが元カレに手紙を書きたいと思っているのでしたら、渡さない前提で、元カレへ宛てた手紙を書いてみてください。
手紙を書くことによって、自分の感情を自分で自覚できると思います。元カレに向けて書いた文面が、カレと別れて寂しいという内容になった場合は、あなたが失恋を引きずっていて精神的に自立できていないと分かります。
さらに、元カレへの感謝の言葉がたくさん書いてある場合には、あなたが元カレのことをちゃんと大事に思えていると分かります。
対面して渡すなら効果的になる場合も
元カレに手紙を渡すことはリスクがあると述べましたが、元カレと会って話す機会がある際に、手紙をその場で読んでもらうのでしたら効果的になる場合もあります。
言葉で話すと上手く言えなさそうなことを伝えたり、黙って話を聞くのが苦手な元カレに気持ちを伝える手段として手紙を書いて、会った時に元カレに渡してみましょう。
元カレが会ってくれるということは、少なくともあなたのことを嫌ってはいないはずですから、警戒される可能性も少ないと言えます。加えて、その場で読んでもらえば相手の反応が分かるので、嫌な気持ちにさせてしまったらすぐに謝ることも可能です。
手紙にはどんな内容を書けばいい?
元カレに実際に手紙を渡すなら、手紙にどんなことを書くのかはとても重要です。
そもそも伝えたいことがあって手紙を書こうと思ったのかもしれませんが、内容についてはよくよく検討してくださいね。
以下に手紙の内容の例を挙げていますので、参考にしてみてください。
謝罪の気持ち
付き合っていた時に元カレを傷つけてしまったことを詫びる手紙は、LINEやSNSで伝えるよりも深い反省の気持ちが伝わるのでオススメです。
手紙の懸念点である押し付けがましさも、謝罪の手紙なら元カレの気持ちを考えて書いたという印象を与えます。
せっかく謝罪の気持ちを書くのでしたら、復縁を望むことは書かず、しっかりと謝罪の気持ちだけを伝える手紙にしてください。
元カレがあなたの気持ちを受け止めてくれた場合、当時の嫌だった気持ちは忘れて良い関係への一歩を踏み出してくれるでしょう。
付き合っていた頃の感謝の気持ち
今更ではありますが、付き合っていた頃の感謝の気持ちを伝えるのも効果的です。
その際「別れてしまったけど、ずっと言えていなかったから」と、自分は元カレと別れたことをちゃんと受け止めているよ、というアピールも忘れずにしましょう。
手紙の文面の中にもそれを感じさせる一文を必ず入れてください。付き合っていた時のことを感謝されることで元カレは、あなたに頼りにされていた男としての喜びを感じます。
そして二人の良かった頃の記憶を思い出し、もう一度あなたと付き合うことを意識してくれるかもしれません。
「しかし、今は別れてしまった仲だ」ということを強調することで、更に元カレに寂しさを感じて貰えたら復縁にとって効果的です。
勘違いされていることの弁解
もし、別れた原因が元カレの勘違いのようなら、誤解を解く為に手紙を使うのも良いでしょう。
例えば、あなたが浮気をしていないにも関わらず、元カレから「浮気をした」と勘違いされて別れを告げられた時などです。
「自己弁護の手紙だ」と相手に思われると、逆に元カレはあなたに嫌気がさしてしまうことも考えられます。
弁解の手紙は、感情の表現を抑えて事実が何なのかを正しく書く手紙にしましょう。元カレへの手紙を書く際の注意点
元カレへ渡す手紙を書く時にはいくつか注意点があります。
上から目線で書かない
こちらが一方的に書いた手紙を読んでもらうのですから、丁寧な言葉遣いで、出来るだけ下から目線で書くように心がけましょう。
読み直して、少しでも偉そうに聞こえる表現があったら書き直してください。
読む人が気分良く読めることを優先し、自分の気持ちを分かってもらうという目的はその下に置きましょう。相手を絶対に責めない
「私も悪かったけど、あの時あなたは○○と言ったよね?傷ついたよ」などと、相手を責めるような言い回しをするのは絶対に辞めてください。
特に「勘違いされていることの弁解の手紙」で過去のことを書く際に、元カレの過去の言動を責めがちになるので、ここは本当に注意した方がいいです。
復縁したいのですから、相手に好意を感じさせ相手からも好感を持ってもらわなくてはいけません。
特に手紙では、こちらの気持ちは伝えられますが、深い話し合いはできないので、リスクをとる表現は避けましょう。
書いた手紙は1日以上置いて読み直す
渡す日の前日に手紙を書くのは辞めてください。
事前に手紙を書き上げ、1日以上置いてから、書いた手紙を読み返すのです。
書いた直後はこれでいいと思っていたても、読み直すと表現の粗が分かります。
この時「これは渡さない方がいい」と思ったなら、手紙を書き直すことをお勧めします。
手紙を渡すこと自体を辞めたって良いでしょう。
書いたことで自分の感情が整理できていると思うので、手紙を書いた意味はあります。まとめ
しかし、手紙を書くことで気持ちが整理される効果もあるので、渡さない手紙を書くことはおすすめです。
元カレと会って話せる関係にある場合は、記事でご紹介した内容を参考に、自分の気持ちをしっかり伝える為の手紙を渡しても良いと思います。
その際は、注意点を守って元カレが不快にならない手紙を書いてくださいね。