彼氏から振られる時、彼が別れの理由を言ってくれなかったら、別れ自体を受け入れられませんよね。
自分になにか悪い部分があったのか、彼を恨むべきなのかもわからず、感情の整理がつかないでしょう。
女性を振る時に理由をちゃんと伝えない男性は、なぜそんな態度をとるのでしょうか?
この記事では男性が彼女を振る理由を明確にしない心理と、振られた理由がわからない時にすることをご紹介していきます。
彼氏に振られた理由がわからないけれど、別れに納得したい人、そして復縁したい人はぜひ参考にしてみてください。
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男性が彼女を振る理由を明確にしない心理
男性が彼女を振る時、理由を明確にしないのはなぜなのでしょうか?
振られる方としては「ちゃんと納得できるよう説明して欲しい」と思って当然ですよね。
一方、振る側には振る側なりの感情があります。
ここからは、女性を振る時に理由を言わない男性心理をご紹介します。
無駄な労力をかけたくない
彼女に別れを伝える時には、男性の中では彼女との関係はすでに終わっているでしょう。
もうなんの愛情もない相手に対し、納得できるように別れの理由を説明するなんて無駄な労力だと感じる男性もいます。
どちらにせよ別れるのだから、サッと労力をかけずに別れ話をすませたいという心理で、別れの理由を濁しているのです。
これは決して誠実ではなく、付き合った相手に対して失礼な態度には違いありません。
付き合っていた頃は優しくても、最後に「さっさと別れたい」という態度であれば、これが彼の本来の姿だったのだと思ってください。
罪悪感を感じたくない
たいていの別れの理由は、女性にとって耳に痛いものであるはずです。
説明すれば、彼女の傷ついた表情を目の当たりにしなければいけません。
もし彼女が泣いてしまえば、男性側は「自分が泣かせたのだ」という罪悪感を感じることでしょう。
彼女を傷つけることで、自分の心にも負担がかかるため、本当の理由は言わないのです。
この心理は一見「彼女を傷つけたくない」という優しさのように見えますが、実際はちゃんと別れを納得してもらうより面倒なことを避けたい気持ちの方が上回っているだけです。
理由を知られたくない
別れの理由を彼女に知られたくないから、言わないという男性もいます。
例えば、浮気相手の女性へ乗り換えるために別れたい場合などです。
男性も自分勝手な理由だと自覚があると、彼女から責められるのが嫌で理由をちゃんと言わないのです。
別れの理由を「彼女は知らなくていいこと」と男性が勝手に判断していることもあります。
例えば健康上の理由や、家族の問題で彼女に別れを告げる場合、もう他人になる人に個人的な事情を知られたくないという場合です。
理由を言語化できない
あえて別れの理由を言わないのではなく、理由をちゃんと言葉にしていうことができない場合もあります。
男性の中でもう彼女に気持ちがないことは明白なのですが、「なぜか」という部分ははっきりとはしていないのです。
理由を説明しようとしても、自分の中でちゃんとまとまっていないため、曖昧な表現になったり、喋っているうちに言っていることが変わってきたりしてしまいます。
もし彼が別れ話の時に何が言いたいのかわからない状態なら、うまく言語化できないのだと判断していいでしょう。
その場で彼を責めても、本当の理由を聞き出せるわけではないので、時間を置いてから再び話し合うことをおすすめします。
振られた理由がわからないと失恋が長引く
振られた理由がわからないままだと、自分の中で「別れ」を意味づけして前に進むことができません。
ずっと「なぜ振られたんだろう」「私が悪かったの?」と答えの出ない問を考え続けることになります。
つまり、振られた理由がわからないと失恋が長引くのです。
復縁するにしろ、次の恋愛を探すにしろ、まずは失恋を乗り越えないといけません。
失恋を乗り越えるためには、きちんと振られた理由を知り、別れを受け入れることが大事です。
復縁したいなら別れの理由を知ることが重要
失恋を乗り越えるためだけではなく、復縁するためにも別れの理由を知ることは重要です。
別れの理由とは、ふたりの関係における「エラー」だと捉えてください。
ふたりの関係を再び始めたいなら、エラーを解消しないといけません。
ですから復縁は、ふたりの間にどんなエラーが起きているのか突き止めるところから始めるべきです。
復縁したい人は特に、別れの理由をしっかり分析しましょう。
振られた理由がわからない時にすること
振られた理由がわからない時、突き止める方法は主に3つあります。
ここからひとつずつご紹介していきますので、元彼に振られた理由がわからずもやもやしている人は試してみてください。
自分で過去を振り返る
別れの理由を自分で突き止める努力はとても大切です。
元彼が理由を教えてくれない場合はもちろん、例えちゃんと説明してくれたとしても、彼の言っていることが本当とは限りません。
自分で別れの原因を突き止めるには、過去を振り返るしかありません。
ノートに付き合っていた頃に自分が元彼を傷つけたかもしれないこと、彼の様子がおかしかった時のことなどを書き出してみましょう。
このようにノートを使って過去を振り返ることで、いつからどのように元彼の心が別れに傾いていったのかをしっかり分析できるはずです。
元彼にもう一度ちゃんと理由を聞く
別れ話の際に別れの理由を教えてもらえなかったとしても、その後もう一度「ちゃんと理由を聞かせて」と元彼に頼んでみてください。
もしかしたら、元彼は単に別れの理由をあなたが尋ねなかったから、理由を説明しなかっただけかもしれません。
別れ話の直後は、元彼も冷静ではないため、連絡しても無視をされたり警戒される可能性が高いです。
改めて元彼に別れの理由を聞くなら、数日間は連絡を控え、別れ話から1週間〜1ヶ月の間に彼に連絡しましょう。
元彼にもう一度ちゃんと理由を聞いた上で、彼が話してくれないのなら、彼は意図的にあなたに理由を教えないのですから、諦めるしかありません。
共通の友人に聞き出してもらう
元彼があなたに別れの理由を言いたくないのだとしたら、あなた以外の人になら別れの理由を言ってくれるかもしれません。
そのため共通の友人に理由を話し、元彼から別れの理由を聞き出してもらえないか頼むのもひとつの手です。
ただし、この方法は共通の友人に負担をかけてしまうというデメリットもあります。
元彼は共通の友人には、直接あなたに言うより率直でキツいことを話す可能性が高いです。
それをあなたに伝えなければいけない友人は、心が痛んだり、目の前で傷つくあなたにどう接するべきか戸惑ったりするはずです。
友人の負担も考慮し、どんな理由を聞かされても友人の前で取り乱さないことを覚悟した上で、友人に頼んでみてください。
もし別れの理由がわからなくても、割り切る考え方
いろいろ試したけれど、けっきょく別れの理由はわからないままであることもあります。
そんな時には、元彼があなたに別れの理由を説明してくれても、説明してくれなくても、すべての理由を把握することはできないのだと考えてください。
男性が別れの理由を説明してくれたとして、細かな理由が積み重なった後、別れたいといいう気持ちが決定的になった出来事を言っているだけです。
水面下にあるたくさんの理由は、隠されたままなのです。
元彼の言葉にこだわらず、自分で彼との付き合いを振り返り、自分の中で彼との過去や別れに意味付けをしましょう。
まとめ
別れの理由がわからないと、別れに納得がいきませんよね。
元彼が別れの理由を教えてくれないのは、彼なりの事情があります。
別れの理由をどうしても知りたいなら、自分で突き止めるか、再度彼に聞くか、共通の友人に聞いてもらうのが主な方法です。
しかし元彼から別れの理由を聞き出したとして、それは氷山の一角でしかなく、水面下の理由までは言語化されないでしょう。
別れの理由がわからなくても、自分で彼との過去を振り返り、別れを受け入れるのだと考えてみてください。